シリア:ダルアにて監視団の隊列が標的に。ダマスカス近郊で、治安要員7人が死亡
2012年05月10日付 al-Hayat 紙

■シリア:ダルアにて監視団の隊列が標的に。ダマスカス近郊で、治安要員7人が死亡

2012年5月10日『アル=ハヤート』

【ダマスカス:ベイルート:パリ:本紙:AFP:ロイター】

シリアへの国際監視団メンバーが直面する大きな挑戦と危険の証明として、昨朝(9日)、ダルアを監視団の隊列が移動している時に爆発事件が起こった。この中には監視団代表ロバート・ムード将軍も含まれる。反体制派「シリア国民評議会」は、このような爆発は「監視団を現地から引き離すため」で、「シリアに急進主義者やテロリストが存在することの訴え」や、それは国内活動家に支援されたものでもあると言うことを確定するために、巧妙に仕組まれたものとして、シリア当局をすぐさま非難した。また、シリア当局は、「武装テロリスト集団」に立ち向かっているのだと言う、当局のストーリーをより増進したいのである、と言明した。

この事件は、暴力行為や攻撃がシリア各地で継続する中で起こった。ダマスカス近郊のアルビーン付近でシャッビーハの名で知られる部隊のメンバーを移送するバスを狙ったロケット弾により、治安要員7名が死亡した。この事件は、軍が地域を包囲し、爆撃を加えるという事態を誘発した。また、情報筋は、ハマー、ダイル・アッ=ザウルにおいて激しい衝突があったことを報告したが、これらの街では、住民が語るところによると、政府軍が襲撃や逮捕活動を行ったと言う。同時に、シリア人権監視団は、シリア治安機関が「数ヶ月前から、海岸線の町、バーニヤースの南部の革命の起こっている地区の若者を移住させると言う、組織だった政策をとっている、と訴えた。監視員は、「集団の拷問」や「子どもの強姦」、「宗派的原因の拷問」が、町でなされている、と語った。

ダルアの監視団の隊列への攻撃に関しては、活動家と目撃者は、昨日朝、ロバート・ムード将軍を含む国際監視団の乗った6台の車が、ダルアに入ったところで爆発物を入れた容器が爆発したと述べた。この爆発で、シリア人兵士6人が負傷したが、ムード将軍には怪我はなかった。また、この隊列の中には、監視団チームの報道官、ニーラージ・スィンも含まれていた。

「シリア国民評議会」の事務局メンバー、サミール・ナシャールはフランス・プレス通信社との通話で、シリア当局がダルアの爆発事件の背景にいる、と疑い、「この一連の爆発事件を通じてのシリア当局の方針は、監視団増員を要求する民衆の只中にある現場から、監視団を遠ざけたい、と言うものであることは確かだ、と述べた。

また、ナシャールは、この爆発は「当局の方針に沿うもので、それはシリアにテロリストや急進派がいると言う訴えを確証するという、我々がすでに慣れっこになってしまった方針である。」とみなした。
また、「デモ参加者は監視団を望んでいるのだ。と言うのも、監視団は彼らにとって安全を構築してくれるものなのだから。彼らの存在のおかげで、平和的デモの際に民衆が、その姿勢を表現できるのだ。」と述べ、監視団は「当局が抵抗運動弾圧の際に採用している、血塗られた方式に関する証明を提出する、と期待している。

70人の監視団員が、シリアにおける停戦の監視をしているが、数週間のうちに、その数を300人に増やす予定である。報道官のスィン氏は、「火曜日に4人の監視団員が(北部)アレッポに着任する予定である。アレッポでは抵抗運動が数ヶ月前からエスカレートしている。フランス政府は「厳しく」爆発を非難し、シリア当局は「監視団の安全に対して責任を負う」とした。これは、フランス外務省報道官ベルナール・ファーリルーが伝えた。

(後略)

Tweet
シェア


 同じジャンルの記事を見る


( 翻訳者:山﨑やよい )
( 記事ID:26353 )