ドイツでイラン人女性、襲われる:ベルリン検察、イラク人の男を国際手配
2012年11月11日付 Iran 紙


【事件部】ベルリン在住のイラン人女性が男によって切り刻まれ、犯人の男が行方をくらませるという残虐事件が発生したことを受け、ドイツ警察当局ならびにベルリン市検察は、単身者の女性、特にドイツ在住のイラン人女性に対し、危険人物に襲われる可能性があるということを深刻に受け止めるよう警告を発した。

 警察はまた、逃亡中の犯人の男の写真を複数枚公開し、男の逮捕に向けて捜査官に協力するよう、市民に呼びかけた。ドイツ・メディアは先週、ベルリンに住むあるイラン人女性が、体の部位を切り落とされるというショッキングな事件を報じ、その恐るべき犯罪の詳細を明らかにしている。

 警察の発表によると、ベルリン市テンペルホーフ=シェーネベルク区の小さなアパートに住むイラン人女性バナフシェ・Kさん(36歳)が10歳になる娘とともに、アーバーン月9日〔※2012年10月30日〕に殺人鬼の男に襲われた。

 この非道な男はまず、10歳の娘の手足を縛りあげて一室に監禁、その上でバナフシェさん(少女の母親)に近寄りナイフで刺した。オミード・ラマダーニーもしくはアブドゥッラー・ラマダーニーと名乗るバグダード出身の45歳の男は、その恐るべき犯罪の中で、ナイフの刃先で無防備なバナフシェさんの両目を潰した後、胸部と鼻、その他の体の部位を切り落とした。

 犯人の男のナイフによって切り刻まれる中、バナフシェさんは血まみれになりながらも、殺人鬼の手から逃れるために手足をばたつかせ、悲痛な叫び声をあげ続けた。その叫び声を聞いた娘は、手足を縛っていた縄を解き母親を助けようともがいたが、解くことはできず、ついには恐怖と興奮のあまり、気を失ってしまった。

 ナイフ魔は、被害者の鼻先と胸を切り落とし、両目を失明させた後、更なる致命傷を顔面に負わせ、アパートから逃亡した。

警察当局とベルリン検察、イラン人女性に警告

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 警察ならびにベルリン検察は、「容疑者は様々なウェブサイトを通じて、イラン系女性らと接触していた。ラマダーニーは目下逃亡中であり、以前ウェブサイトで知り合った他の女性らと再度連絡を取ろうと目論んでいる可能性が高い」と述べた。警察によると、犯人はオランダ国籍で、インターネットを通じて女性と知り合っており、更なる女性を狙っている可能性があるという。

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 報道によると、オミード・ラマダーニーは『イラン人女性に救いの手を』という名のウェブサイトを運営しており、このサイトは犯人がイラン人女性らと関係を持つための手段の1つであった。

 ラマダーニーは危険人物に指定され、警察ならびにベルリン検察は、女性、特にイラン人女性に対し、この警告を深刻に受け止めるよう呼びかけている。

 ベルリン市警は、「約一カ月前に犯人とバナフシェさんは別れ、(犯人は)その後、別の地区にあるワンルームのアパートを借りた」と述べた。警察によると、火曜日の午後(10月30日/アーバーン月9日)にオミード容疑者は、テンペルホーフ=シェーネベルク区にある『ロング・シェード』通りの、かつて被害者と同居していたアパートに戻ることを決めた。容疑者は、もし別れたら殺害するといって、数回にわたりバナフシェさんを脅迫していた。

 ベルリン市警によると、火曜日の17時45分、アパートの前を自転車で通った人が助けを求めるバナフシェさんのうめき声を耳にしている。アパートの部屋は一階であったことから、開いたままだった窓から血まみれのバナフシェさんの姿を確認でき、警察と消防隊に通報することができたのであった。

 捜査官らが現場に到着した際、バナフシェさんは血まみれになっており、10歳の娘は気を失った状態で別の部屋から発見された。救急医はバナフシェさんに応急処置を施した後、ベルリン市のヴィルショウ病院に搬送した。彼女はこれまでに数回、手術を受けており、今のところ命に別状はないが、依然としてこの病院の救急病棟に入院中である。彼女の病室は24時間、警察官らの保護下におかれている。

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( 翻訳者:8409119 )
( 記事ID:28236 )