イスラエルへ6,900個の高性能爆弾を支援
2012年12月11日付 al-Hayat 紙

■アメリカ:イスラエル支援のための誘導爆弾6,900発

2012年12月11日 火曜日 『アル=ハヤート』

【占領地エルサレム:アーマール・シャハーダ】

イスラエルの新聞記者の情報筋によれば、アメリカが650万ドルに及ぶ誘導爆弾6,900発をイスラエルに対して供給することを決定した。それは、ガザ地区に対する最近の「雲の柱作戦」でイスラエル軍が被った損害を補償するためだという。

イスラエル国民によると「雲の柱作戦」後、ロケット弾、ミサイル、爆弾などの武器の備蓄が大幅に減少したという。また新たなアメリカの支援においては、イスラエルに到着する予定の無誘導爆弾には、誘導爆弾へと変化するために改善措置が要求され、この誘導爆弾は、ターゲットに的確に命中することを保証するために、通信衛星を通じて誘導されるという。

同様に、その援助には様々な種類の爆弾が1,000発含まれているが、イスラエル軍はこれらの爆弾に誘導装置を搭載することで、その使用性を向上させることが可能になるという。この誘導装置は、ミサイル発射台、トンネル、軍事要塞への攻撃能力があり、一発あたり一トンに及ぶ爆弾が3,450発積まれているそうだ。
 
イスラエル側の報告書によると、1,275発の爆弾は一発当たり250キログラムに及び、燃料気化爆弾は1,725発あり、3,559発の爆弾は周辺地域が爆撃を被らないことを保証するようなやり方で、要塞地域を攻撃ことができるという。

イスラエル軍部が最近の軍事作戦において、弾薬の大量消費を通じて、1,000ヵ所以上の目標を攻撃したと公表したことが指摘されている。

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( 翻訳者:小澤菜穂 )
( 記事ID:28527 )