テヘランで核交渉の透明化を求めるデモ
2013年10月18日付 Jam-e Jam紙


テヘランで行われたデモ行進の参加者らが採択した決議文には、「政府の責任者たちは、西洋との間で行おうとしている取引について知る国民の基本的権利に対して敬意を払い、人民に対して取っている治安的・秘密主義的な姿勢を排除するべきだ」と述べられている。

 テヘランや一部の地方からテヘラン金曜礼拝に参加した市民らは、今週金曜日を「人民に対する透明性と誠実さの金曜日」と名付け、金曜礼拝後に大規模かつ熱狂的なデモ行進を行った。

 テヘランで行われた金曜礼拝に参加した人々は、まずテヘラン大学の南門の前に大挙して集合し、「アーザル月16日通り」へ向かってデモ行進を行った。彼らは口々に、「国民の求めているもの、それは透明性と誠実さだ」「交渉は口実だ、敵の策略だ」「われわれはホセインの一党だ、アメリカとは老師ホメイニーのように〔闘う〕」「もし人民に信を置けば、国益が損なわれることはない」「詐欺師のアメリカをわれわれは信頼しない」「アメリカへの楽観は裏切りだ、裏切りだ」「これは国民の叫びだ、勇気を出せ、勇気を出せ」などと述べて、気勢を上げた。

 デモ行進参加者らは行進を終えるにあたって決議文を読み上げ、核問題にあたっている政府関係者・責任者らに対し、西洋に対して提示した包括提案や特典の中身について、イラン国民に対して明らかにし、恥ずべき追加議定書〔※〕を受け入れるのではないかとの噂について、疑惑を明らかにするよう求めた。

※訳注:24時間以内の通知で国際原子力機関(IAEA)による核関連施設への査察を可能とする、核拡散防止条約(NPT)の追加議定書のこと。イランはロウハーニー大統領が核交渉責任者だった2003年に、追加議定書を暫定的に受け入れたことがある。

〔‥‥〕



本記事はAsahi 中東マガジンでも紹介されています。

Tweet
シェア


この記事の原文はこちら
関連記事(ハーメネイー最高指導者「政府には信頼を置いているが、アメリカは信頼できない」)

 同じジャンルの記事を見る


(翻訳者:白糸台国際問題研究所)
(記事ID:31753)