「(毒入り)ナツメヤシをどうぞ!」:気絶させて窃盗、墓地であいつぐ
2014年01月16日付 Jam-e Jam 紙


【ジャーメジャム・オンライン】娘と親族の一人と共に、ふるまいのナツメヤシと飲み物をすすめては墓地にいた女性たちを気絶させ、所持品を盗んでいた女が、[イラン西部、イラクと国境を接する]ケルマーンシャー州の刑事警察によって逮捕された。

 ジャーメジャムの報道によると、ケルマーンシャー州一般革命検事長のモジタバー・マレキー氏はこれに関し次のように述べた。

しばらく前、一人の女性が検察庁に出頭し、彼女を気絶させて所持品を盗んだ容疑である女を訴えました。

原告女性に対する聞き取りを通じて明らかになったのは次のような事件であった。そのの日、(原告の女性は)市の墓地にある身内の墓の傍でその女から「ふるまいのナツメヤシと飲み物」をすすめられ、それらを口にしたところ、意識を失い、気が付いた時には持っていた金[の腕輪やネックレス]と金銭を盗まれていたのである。

 マレキー検事長は更に以下のように述べた。

事件を立件し、モンタージュ写真が作成され、窃盗犯の女の逮捕に向けて捜査が始まった。捜査が続く中、別の女性たちも検察庁や刑事警察に出頭し、墓地での窃盗容疑 である女を訴え、更にその全員が、警察が追跡中の女から被害を受けていたことが判明した。

■墓地の泥棒女の自白

 ケルマーンシャー州一般革命検事長は「捜査を継続し、事件解決の糸口を掴むと、捜査員らは数日前に窃盗犯の女の隠れ家を突き止め、女を逮捕した」と述べた。

 同検事長はさらに、次のように指摘した。

容疑者は刑事警察に引き渡され、自分の娘と親族の一人と共に犯行に及んだことを、こう自白・自供した。
娘と、私たちと共謀した女性は市の墓地で金の宝飾品を身に付けた女性たちを狙い、私は彼女たちに毒入りのフルーツジュースとナツメヤシを勧めて気絶させ、共犯の二人も手伝って女性たちの所持品を盗みました。

 容疑者の供述につづき、二人の共犯者も捜査中に別々に逮捕され、事件の容疑者と共に一連の窃盗に及んだことを自白した。

 マレキー検事長は以下のように述べた。

容疑者らに対する法的裁決を経て、余罪の特定および盗まれた金品の発見に向けて取り調べが続けられる。同様の手口で女たちから被害を受けた人たちはケルマーンシャー州検察庁および刑事警察に出頭し、容疑者らを告訴し事件の捜査を求めることができる。


Tweet
シェア


この記事の原文はこちら

 同じジャンルの記事を見る


( 翻訳者:8408172 )
( 記事ID:32745 )