レイハーネ・ジャッバーリー、本日夜明けに処刑される(上)
2014年10月25日付 Jam-e Jam 紙


【ジャーメ・ジャム・オンライン】テヘラン検察は、レイハーネ・ジャッバーリーに対するキサース刑が、本日土曜日[10月25日]夜明けに執行された旨を告示した。彼女は「モルタザー・アブドルアリー・サルバンディー」という名の医師を殺害した罪に問われていた。レイハーネ・ジャッバーリーに対する死刑判決については、暫く前から、特に外国のメディアが騒ぎ立てていた。

 ジャーメ・ジャム・オンラインによると、テヘラン一般革命検察庁のニュース・サイトに掲載された、本件に関するテヘラン検察の告示は、次の通りである。

〔‥‥〕1386年ティール月16日[西暦2007年7月7日]にモルタザー・アブドルアリー・サルバンディーという名の人物が故意に殺害されたとの報告があり、それに引き続いて被害者が携行していた携帯電話が発見され、彼がレイハーネ・ジャッバーリーという名の人物と最後の通話を行ったことが分かったことで、当人は殺人の容疑で追及されることとなった。捜査官らが彼女の居住地を訪れると、彼女の自宅からは血まみれの料理用の包丁一本、そのケース、および血のついた一枚のスカーフが発見された。

 1366年[西暦1987/8年]生まれのレイハーネ・ジャッバーリーは、〔警察の〕記録係、予審判事、及び裁判所のもとでの取り調べの全過程で、自らが殺害したことを認めたが、自らの行為を正当化するために、故人が自分をレイプしようとしたからだと主張した。しかしながら、

1.容疑者のその後の供述内容は、この主張とは逆のことを示すものとなっている。

2.故人が包丁で刺された位置(両肩の間)は、殺害が自己防衛状態の時に行われたものではなかったことを示している。〔‥‥〕

3.事件の前に殺害を意図して包丁を購入したことは、レイハーネ・ジャッバーリーが前もって殺害を決意していたことを物語る。容疑者の自宅の捜査で段ボール製の包丁ケースが発見されたことは、彼女が自ら凶器を購入したことを示している。彼女は犯行の2日前に包丁を購入したことを認めている。


つづく




本記事はAsahi 中東マガジンでも紹介されています。

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( 翻訳者:たるじょめのおきな )
( 記事ID:35701 )