国会、ザリーフ外相の説明に納得(2)
2015年01月07日付 Jam-e Jam 紙

シオニズムの計画実行を阻止する

 ザリーフ外相は発言の続きの中で、我が国の外交機関を擁護して、「外交政策はジュネーブ合意の後、イランの神聖なる体制に対する敵対的なプロパガンダや日常的なあら探しに対抗して、国の安全と国力の向上にささやかな貢献をなすことができた。これは外交機関が本来もつ法的義務のほんの一つにすぎない」と指摘した。

〔‥‥〕

 外相はまた、「〔‥‥〕如才ない核交渉によって、イランの石油輸出を完全にストップさせる目的でつくられ可決された、アメリカのシオニスト・サークルや急進派らによる計画実行が阻止された。また、不当に凍結・押収されていた虐げられしイラン国民の資産の一部も、我が国に返還された」と述べ、さらに「神のご加護により、制裁強化の流れに伴う心理的圧力が取り除かれ、今日我が国民は、平穏な経済的・心理的状況の中で社会生活を営んでいる」と言い添えた。

 外相によれば、これまで制裁によって世界を覆っていた暗いムードが、今や目に見えて払拭され、制裁の枠組もぐらつき始めているという。そして世界の主要国や経済大国、そして世界的な大企業も、今やこの偉大な国民と関係をもとうと、門前に列をなしているのである。

制裁は全面的に解除されねばならない

 外相はまた、「今や分別のある者は誰も、イランとの戦争のことなど口にしないし、『テーブルにはあらゆる手段が用意されている』などと言う者もいない。我々と世界が論じているのは、今や制裁をいつどのように解除するかということについてなのだ」と述べ、さらに「小生や他の中立的な法律家たちの見解では、制裁はいずれも違法であり、不当に科されたものである。それらはすべて解除されねばならない。交渉における我々のポリシーは、まさにこの点にこだわっているのである」と続けた。

〔‥‥〕

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( 翻訳者:KWSHMKYSH )
( 記事ID:36560 )