マハーバード出身の若い女性がホテルで死亡した事件の舞台裏と、その後(2)
2015年05月08日付 Jam-e Jam 紙

 事故発生から数時間もたっていないにもかかわらず、これらのソーシャル・ネットワークは事故の詳細を自らの言葉で語り始めており、若い女性が自殺したのは治安関係者によるレイプから逃れるためだったなどと主張している。

 こうした内容はさすがに奇妙とみえて、この出来事を偏向した形で報じている〔米政府系の〕ラジオ・ファルダーのごとき一部の反革命メディアですら、情報の正確性を確認することはできないと強調している。

州副知事が語る事故の詳細

 これらの出来事を受け、アリーレザー・ラードファル西アゼルバイジャン州副知事(政治・治安担当)は本日、ウルミエでの記者会見において、マハーバードのターラー・ホテルで起きた出来事の諸側面および詳細について説明した。

 イラン学生通信の報道によると、同氏は次のように述べた。

オルディーベヘシュト月13日日曜日〔西暦5月3日〕、マハーバードのターラー・ホテルにて、女性がホテル上階から転落し、残念ながら死亡した。これについて、敵意のある反革命メディアは〔市民が国に不信感を抱くよう〕煽動したり虚偽の情報を伝えたりすることで、マハーバードのイメージを傷つけ、県内に暴動の素地となるものを準備しようと企てている。

 ラードファル氏は亡くなった女性の遺族にお悔やみのことばを述べつつ、「この出来事に関係していた可能性のある容疑者はすでに逮捕されている。司法権は結論が得られるまで、細心の注意を払いつつ、真剣な姿勢で、この問題の捜査を行っているところである」と付け加えた。

つづく


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( 翻訳者:金 )
( 記事ID:37622 )