ヴァーチャル世界、犯罪者どもが跳梁跋扈する空間(1)
2015年05月20日付 Jam-e Jam 紙


インターネット上の危険への無知が、コンピューター犯罪者たちの市場を過熱させている

【ジャーメ・ジャム紙別冊タペシュ8-9面:サイーデ・アサディヤーン】ソーシャルネットワーク(以下SNS)は近年、イランの若者の生活にとって欠かせない一部となっている。実際、パーティーや教室、職場など、いつでもどこでも、このネットワークは自らの存在感を顕示している。大多数の若者はViber、Telegram、LINE、Tango、ツイッター、フェイスブックのようなSNSのうち、少なくとも一つにアカウントをもっている。

 それがいかなるものであれ、最新技術の使用には利点があるが、にもかかわらず多くの害悪や危険を伴うものであることも、疑う余地がない。こうしたネットワーク〔でやり取りされている通信〕の主な内容の半分以上は、何らかの意図をもった風刺や、通常ではあり得ないような〔みだらな〕写真や動画、神聖なものへの侮辱などが占めていると、敢えて言うことができよう。

 インターネットのもっとも重要な成果としては、・各個人や民間/政府系の各機関・団体・組織と素早くつながること、・経済発展、そして最終的には・各個人の社会的成長と人々の意識レベルの向上、などが挙げられる。しかしここで一考に価するのは、この現象が、・インターネット中毒、・プライバシーの侵害、・慣習にそぐわないような〔男女間の〕つながりの開始、そして・犯罪発生の温床、といった負の結果も伴っているということである。

つづく


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( 翻訳者:8413305 )
( 記事ID:37692 )