パレスチナ:10月にパレスチナ人72名が死亡、2,240名が負傷
2015年10月31日付 al-Quds al-Arabi 紙


■10月初め以来、占領軍がパレスチナ人72名を殺害、2,240名を負傷

【ラーマッラー:アナトリア通信】

パレスチナ保健省によれば、10月初め以来、イスラエル軍は子供15名と妊婦1名を含むパレスチナ人72名を殺害、2,240名を負傷させた。

土曜日に同省が声明で指摘したところによると、同日朝、パレスチナ青年マフムード・タラール・アブドゥルカリーム・ナッザール(18歳)が、西岸地区北部にあるジェニン北東部のジャラマ軍事検問所でイスラエル軍の銃撃により殉教してから、パレスチナ人殉教者の数が増加した。殉教者の数は西岸地区で54名、ガザ地区では17名に達し、加えてネゲヴ(イスラエル南部)でも1名が殉教した。

同省は以下のように述べた。「今月の始めから、西岸・ガザ両地区において約2,000名が実弾やゴム弾で負傷し、治療のために病院へと搬送された。一方、占領軍と入植者の激しい攻撃により220名が打撲、骨折、負傷した。また、29名が火傷を負い、5,000人以上が呼吸困難の症状に苦しんだと報告された」。

(後略)

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( 翻訳者:飯塚遥奈 )
( 記事ID:39032 )