ザリーフ・モゲリーニ共同声明「我々は核合意の履行に専念している」(2)
2015年10月18日付 Jam-e Jam 紙

 一時間前にも、EUがイランに対する制裁解除の指示を出し、その指示内容の実行はイランが果たすべき取り組みについてのIAEAの報告次第であるとした。

 一方、バラク・オバマ合衆国大統領は、イランに対する制裁解除のための数段階の指示を出した。

 オバマ氏は発表に従い、イランが自身の果たすべき約束を果たしていることを国務長官が確認するまで、イランへの制裁を解除しないよう指示を出した。

 米国大統領は、この指示において米国が果たすべき義務の実行的かつ即時的な実施を保証するために必要な全ての措置を取るよう国内の諸機関に呼びかけた。

 7月14日(イラン暦ティール月23日)の核合意文書によると、履行日は国連安全保障理事会の2231号決議の批准から90日後と指定されている。安保理決議と共同行動包括計画によって採択された実行計画では、10月18日、つまり本日日曜日が履行日となる。

 イランと5+1の合同委員会の第一回会議は、明日10月19日月曜日にウィーンにて開かれることとなっている。共同行動包括計画によれば、この仕組みは永続的なものとなる。イラン原子力機構長官のアリー・アクバル・サーヘリー氏は、「イランとEUの代表者らは、まさにこの日に共同行動包括計画を承認する」と強調した。

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( 翻訳者:8411168 )
( 記事ID:39090 )