コラム:今週の出来事、出されたコメント
2015年11月28日付 Al-Ahram 紙

■意見、今週のメモ

【サラーフ・マンスール】

「西洋で、コーランを燃やし、モスクに火をつけるという犯罪に手を染める者たちは知るべきである。こうした行動はいかなる基準をもってしてもテロである。いやそれどころか、私たちを苦しめるテロという思想の燃料となる。」アズハル総長アフマド・タイイブ師、カイロで開催されたイスラム識者会議の開会式において。(アハラーム紙)

「人民議会ができる前に議長について話すのは許されない。まず議会が招集され、議員のあいだから議長は選出されるものだ。」元(暫定)大統領アドリー・マンスール、人民議会議長として彼の名前が盛んに上げられていることについて訊かれて。(シュルーク紙)

「次期の(シリア)大統領選に私が立候補するか否かについて語るのは時期尚早だ。なぜならそれは彼らが私を望むか否か次第だからである。」バッシャール・アサド(シリア大統領)、中国のフェニックスTVのインタビューにて。

「あなた達が何をしようとも、裁判官たちは自らの義務を果たすことをやめはしないだろう。どんな犠牲を払うことになろうとも。」刑事裁判所長官ムハンマド・ナージー・シャッハータ、エルアリーシュでの人民議会選挙を監督する裁判官を標的にしたテロにコメントして。 (アルマスリー・アルヤウム紙)

「トルコが撃墜したロシアの戦闘機スホイ24の二人目のパイロットは、シリアとロシアの両軍が協力して行った12時間をかけての作戦によって救出された。」セルゲイ・ショイグ・ロシア国防相。(シャルク・アウサト紙)

「アブドゥルムンイム・アブールフトゥーフ博士(医師組合事務局長で、元ムスリム同胞団幹部)はムスリム同胞団、サラフィー運動とその諸派に対し、布教活動に戻り、政治の場から去るよう助言したが、これこそまさに私が彼にしたい助言だ。政治は政治家に任せ、医業と布教に専念すべきだと。」アミーナ・ナッカーシュ。(アハーリー紙)

「われわれはトルコとは戦わない。トルコ国民との関係に変化はない。しかし戦闘機の撃墜をなんの対応もなく放置することはできない。」セルゲイ・ラブロフ・ロシア外相。先週水曜、記者会見で、トルコによるロシアの戦闘機スホイ撃墜に対するロシアの対応について訊かれて。

「841万2千人が、人民議会選挙の第二段階の第一回投票に参加した。投票率は29.83%である。222議席のうち、第一回投票で9人が決まり、その後213議席について再び投票が行われる。」選挙管理最高委員会

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( 翻訳者:八木久美子 )
( 記事ID:39262 )