プーチン大統領、フォルドウ及びアラーク原子力施設への技術移転停止を解除
2015年11月23日付 Hamshahri 紙


 ロシアのプーチン大統領は、[イランと5+1ヶ国による]核合意の発行により、フォルドウやアラーク[Arāk, アラク]の核施設の更新に必要な技術供与や、イランから濃縮ウランの移送が行われると発表した。

 メフル通信によると、[ロシアの]スプートニク通信は次のように書いている。「ロシア政府の公式ウェブサイトで、同国のウラジミール・プーチン大統領が、フォルドウウラン濃縮施設やアラーク原発の重水炉の更新に必要な技術移転差し止めを解除したと発表された。」

 同大統領はまた、核合意の調印により、イランからの濃縮ウラン移送のために必要な技術移転の差し止めを解除した。
 
 2015年7月のイランと5+1ヶ国との間で達成された核合意により、制裁解除に対して、濃縮ウランの自国保有高の削減に加え、核の遠心分離機の保有台数を減らし、アラークの重水炉も改修する義務を負う。

 この合意達成に引き続き、ロシアのセルゲイ・ラバロフ外相は、ロシア政府がイランからのウラニウム移送を活発にし、フォルドウの施設を医療用アイソトープ生産拠点にかえるための施設変更に協力する用意がある、と発表した。

 ウラジミール・プーチン大統領は、現在ガス輸出国会議に出席するためにイランを訪問している。

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( 翻訳者:MT )
( 記事ID:39334 )