テレグラムが原因で結婚生活にピリオド(3)
2015年11月25日付 Jam-e Jam 紙

 ここで裁判官は、若い女性に説明を求めた。彼女はそこで、次のように答えた。

裁判官殿、私はマジード〔※夫の名前〕自身がやってきたことを、そっくりそのまま彼に示しただけです。彼は私の行動しか見ていませんが、しかし本当は自分の方が私よりひどいのです。

彼も朝から晩までこのグループに入り浸りで、私の知らない女たちとチャットをしていたのです。いつも彼女たちと談笑していました。グループのある女性が居心地が悪くなって、グループをやめようとしたとき、マジードが彼女にメッセージを送って、グループをやめないよう頼んでいるのを何度も目撃しました。

彼のこうした行動は、私には理解しがたいものでした。これらの女たちがグループを去るからといって、あなたが気をもむ必要なんてないでしょと、私は何度もマジードに言いました。それでも彼は、自分のやっていることをやめようとはしませんでした。

だから、こういったことがどれだけ相手を不快にさせるのか、マジードに理解させようと、私も彼と同じように振る舞うことにしたのです。私はただマジードのしたことの仕返しがしたかっただけだったのですが、彼も気分を害したらしく、離婚を決意しました。彼の決意を耳にしたとき、私は反対しませんでした。私もこんな生活は終わりにしたいと思います。

 最終的に、アムーザーディー裁判官は、離婚判決を出す代わりに、この夫婦に離婚を思いとどまらせようと試みることにし、そのためいかなる決断であれ、それを実行に移す前にまずは家庭カウンセリングに相談するよう、提案することにした。この夫婦も裁判官の提案を受け入れ、家庭カウンセリングのもとを訪れることとなった。

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( 翻訳者:HNK )
( 記事ID:39347 )