イエメン:軍と人民抵抗勢力、複数地区でフースィー派民兵らを掃討
2016年03月11日付 al-Hayat 紙
第35旅団を制圧するイエメン軍と人民抵抗部隊(AA)
第35旅団を制圧するイエメン軍と人民抵抗部隊(AA)

■イエメン軍と「人民抵抗」勢力、第35旅団を制圧

【タイズ:本紙】

イエメン軍は本日(金曜日)、「人民抵抗」勢力支援のもと、フースィー派民兵ならびにアリー・アブドゥッラー・サーリフ元大統領による武装勢力の形勢が悪化した後、タイズ市西部の旧空港内にある第35旅団基地の制圧に成功した。

人民抵抗勢力の情報筋はイエメン通信に対し「イエメン軍と人民抵抗勢力の部隊は金曜日午前、タイズ市西部ならびに南部の地区複数を標的とした最大級の攻撃を実施。ミスラーフ地区、ワラカ山地帯、ビイル・バーシャー地区、旧空港などを標的とした」と語った。

同情報筋は「イエメン軍の部隊は、タイズ市南ミスラーフ地区のマターリー区に対し激しい攻撃を実施、同地区をフースィー派民兵から解放するとともに、アクルード地区のワラカ山地帯を奪還した。またフースィー派武装集団の形勢が悪化、軍事設備が破壊されると、数十名の民兵らが降伏した」と述べた。イエメン軍と人民抵抗勢力の部隊は、アラブ有志連合の戦闘機による上空援護を受けながら、南方ならびに西方へ向けて戦線を進めた。アラブ有志連合の戦闘機は、タイズ市北スィッティーン通りのミサイル発射台を狙った爆撃を行った。

(後略)

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( 翻訳者:井上剛 )
( 記事ID:40030 )