エジプト:シナイ半島北部で再びダーイシュによるテロ
2016年03月21日付 al-Hayat 紙
■ダーイシュによるアリーシュでの攻撃によりシナイでの暴力が再び前面に
【カイロ:アフマド・ラヒーム】
アリーシュ市南部の警察拠点を狙った流血を伴う攻撃により、北シナイ県で再びテロが勃発した。攻撃により、3名の将校を含む15名の警察官が殺害された。これに先立ち、同県の各都市で散発的な攻撃が起こり、軍の将校や兵士が殺害された。最も大きな攻撃はラファフの軍営地内における即席爆弾の爆発で、これにより5名の兵士が殺害された。
ダーイシュのエジプト支部「シナイ州」の一団は一昨日(19日)、サファーの軍拠点を攻撃した。同拠点は、アリーシュの外環道における主な警察拠点であった。内務省は声明で「サファーの検問所に追撃砲が放たれた。治安当局は現地の捜索を行っている。内務省は殉職した果敢な隊員らに深い哀悼の意を表する」と述べた。
(後略)
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( 翻訳者:高橋舜 )
( 記事ID:40098 )