■二聖都の守護者〔サウジ国王〕が今日エジプトへの歴史的訪問を開始
【カイロ:ムハンマド・サラーフ】
二聖都の守護者サルマーン・ビン・アブドゥルアズィーズ国王が、本日〔6日〕夕方、カイロに到着する。これに対しエジプトのアブドゥルファッターフ・スィースィー大統領はカイロ国際空港で国王を出迎え、国王と随行派遣団をヘリオポリスの大統領官邸まで案内する予定だ。そこで両首脳は、来週月曜まで続く本訪問中の初会談を開く。
ニ聖都の守護者がエジプトを公式に訪問するのは今回が初めてで、両国間関係の発展などに関し多くの合意がなされると見られる。
カイロ側はサルマーン国王を迎えるため入念に準備をし、昨日〔5日〕には、訪問スケジュールの最終調整のため、その担当であるサウジ高官120名以上を含む派遣団を迎えた。今回の訪問には、公的にも、メディア上でも、人々からも、かつてない関心が寄せられている。
エジプト内閣は声明でサウジ君主の訪問を歓迎し、この訪問はエジプト・サウジ両国の指導部間および国民間の強固な戦略的関係の深さを表していると強調した。昨日〔5日〕出された声明では、本訪問が、両国間の既存の協力関係を、両国が持つ著しい可能性や強固な兄弟の絆につりあう境地にまで引き上げることに寄与することへの期待が述べられた。
昨日の声明によれば、エジプトのシャリーフ・イスマーイール首相は、エジプト・サウジ調整評議会機構を賞賛した。エジプトとサウジで行われる同評議会の定期会合は、両国がそれぞれの側を代表する二国間関係発展の大きな重要性を強調してきた。また同首相は、エジプトはエジプト・サウジ間の協力のため、すべての分野において両腕を広げていること、それは両国間の絆を強めるものであり、エジプトと〔サウジ〕王国はアラブ世界における国家治安の双翼であることを協調した。
(後略)
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( 翻訳者:増田まい )
( 記事ID:40221 )