イスラエル:第三国の主導権を拒否
2016年04月29日付 al-Hayat 紙

■イスラエルがフランスの主導権を拒否

【占領地エルサレム:サマー通信】

イスラエルは昨日、国際和平会議の開催についてフランスが主導権をとることを公式に拒否した。これは、来月〔5月〕末に予定される関係国外相会議に先立ってのことである。

ネタニヤフ首相官邸は、ユダヤ教の過ぎ越しの祝いに入る前の最終日である公休日に声明を発し、以下のように述べた。「わが国は、二国間直接交渉こそがパレスチナ・イスラエル間の争いを解決する最善の方法とする現在の立場をかたく守る。」加えて、イスラエルはいかなる事前条件もつけずにパレスチナとの直接交渉をただちに開始する用意があること、そして、その他のあらゆる主導権はパレスチナ人を直接交渉のテーブルから遠ざけるものとみなされることを付言した。

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( 翻訳者:小島千尋 )
( 記事ID:40360 )