イラク:アンバール県での解放作戦は依然として不完全
2016年07月10日付 al-Hayat 紙

■ジャズィーラ地方に残されたダーイシュ(イスラーム国)の支配地域の存在はアンバール県の諸都市にとって懸念の種

【バグダード:本紙】

アンバール県で最近解放された諸都市が、ラマーディー、ファッルージャ、ヒート、クバイクといった都市郊外でいまだに影響力を温存するダーイシュ(イスラーム国)の支配地域からの大きな脅威に直面し続けるなか、ハイダル・アバーディー首相は昨日、モスル市南部に位置するカイヤーラ戦略航空基地の再制圧を宣言した。

地元高官と部族長らは、最近の諸都市の解放作戦は「不完全」だ、なぜならそれはこれらの諸都市の中心地の制圧に集中していたからだ、と不満を上げた。

(後略)

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( 翻訳者:庭野悠汰 )
( 記事ID:40832 )