サナーア:フーシ―派の武器密輸は失敗
2016年07月10日付 al-Hayat 紙

■フーシー派によるミサイル密輸作戦は失敗

【サナアー、アデン:本紙】

昨日、サウジ主導の軍事同盟による空爆が激化するサナアー東部のナハム地方では、アブド・ラッボ・マンスール・ハーディー大統領支持派の正規軍とフーシー派武装集団の間で、ここ数週間で最も暴力的とされる衝突が勃発した。

イエメン軍や反体制派といった戦闘員は、同国南西部のサビーハ地域のラアス・アーラ地区沿岸部にて、カラシニコフ用の弾丸6000発をボートでフーシー派に運ぼうとする密輸作戦を頓挫させた。

イエメンの情報筋が述べたところによれば、そのボートには、バーブ・マンデブ海峡北部にてイランと取引をしていたメンバーが乗船しており、アデンからやってきて、モハー港に行く道中にあったという。フーシー派の民兵とアリー・サーリフ元大統領がモハー港を掌握している。

一方、サウジ主導の軍事同盟はタイズ、ハッジャ、マアリブ、サアダにあるフーシー派とサーリフ元大統領派の民兵のいる諸拠点に対し一連の空爆を行った。この空爆によって、サアダでは数十名が死傷したほか、重機や軍用車両が破壊された。

また同同盟は、ハッジャ県のミディーとハラダ地区に対し空爆を実施し、バリスタミサイル搭載車を含む彼らの支援部部隊を破壊した。

(後略)

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( 翻訳者:松崎萌子 )
( 記事ID:40833 )