イラク:ダーイシュの攻撃により少なくとも35人死亡、60人負傷
2016年07月08日付 al-Hayat 紙

■バグダード北部、ダーイシュの攻撃により少なくとも35人死亡、60人負傷

【バグダード:ロイター】

イラク治安情報筋によると、昨日(木曜日)深夜、イラクの首都バグダード北部の霊廟を標的とした攻撃で、少なくとも35人が殺害され、他60人が負傷した。イスラム国(ダーイシュ)の組織が犯行を自認した。

攻撃は南サラーフッディーン県バラド地区にあるムハンマド・ビン・イマーム・アリー・ハーディーの霊廟を狙ったものであった。治安情報筋は夜11時近くに霊廟の外門で、男が爆弾ベルトを爆破させたことで、何人かの武装者が現場に侵入し、イード・フィトルの祝宴で集まっていた参礼者に対する発砲を許したという。同情報筋は武装者の少なくとも一人が参列者の中で自爆したほか、霊廟の警備員が爆弾ベルトを爆破する前に他の武装者を殺そうとして、発砲したと付け加えた。また、同情報筋は、攻撃最中に、霊廟がミサイル攻撃にさらされたと続けた。

ダーイシュが今回の攻撃を自認した。テレグラムというサイトでは以下の旨の声明が出回った。サラーフッディーン県南部バラド地区にて、ムハンマドの霊廟に対し、戦闘員が爆弾ベルトによる3つの作戦を実行した。

(後略)

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( 翻訳者:小倉摩椰 )
( 記事ID:40852 )