サウジアラビア:トルコ政府の要請を受け、在クウェート・トルコ大使館の防衛駐在官を国内で拘束
2016年07月17日付 al-Hayat 紙


■サウジアラビア政府はダンマームで在クウェート・トルコ大使館の防衛駐在官を拘束

【ダンマーム:アナトリア通信】

サウジアラビア政府は今日(17日日曜日)の夜、在クウェート・トルコ大使館のミカエル・ギョレル防衛駐在官を、トルコでのクーデタ未遂に関与した容疑で、サウジアラビアのダンマームにある空港で拘束した。身柄拘束はトルコ政府の要請を受けたもの。トルコの複数の外交筋がアナトリア通信(トルコ)に明らかにしたところによると、サウジアラビアは、ダンマーム市にあるキング・ファハド国際空港でギョレル氏を拘束した。同氏はヨーロッパ逃亡しようと、クウェートからサウジアラビアに到着したところを捕らえられた。

同消息筋はまた、ギョレル氏をトルコへ送還する法的措置が開始されたと述べるとともに、クーデタ首謀者らが同氏をトルコ国防省所轄の化学機器機構事務局長に任命しようとしていたと指摘した。

アナトリア通信は、失敗に終わったクーデタを企てた容疑で、イスタンブル県における逮捕者は2,400人を超えたと伝えた。このクーデタは一昨日(金曜日)にトルコ軍内部の一派が起こしたもの。

トルコの複数の治安情報筋が「アナトリア通信」に対して伝えたところによると、失敗に終わったクーデタに関与した疑いのあるイスタンブルの容疑者の数は増え続けており、逮捕者の中には民間人や軍関係者、治安関係者などが含まれているという。

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( 翻訳者:阿部光太郎 )
( 記事ID:40905 )