スーダン:バシール大統領はダルフール和平合意を祝う
2016年09月08日付 al-Hayat 紙
バーシルとカウンターパート,ダルフールで
バーシルとカウンターパート,ダルフールで

■バシールはダルフール合意を祝う:平和を望む者には大赦を与える

【ハルトゥーム:ヌール・アフマド・ヌール】

スーダン大統領のウマル・バシール氏は昨日、「武器を放棄し、青ナイルと南クルドファーンの二地域、加えてダルフール州において戦闘を停止したすべての者に、個人・組織を問わず」大赦を与えることを改めて宣言した。バシール大統領はこう述べた。「平和を望む者には大赦を与える。武器を持つことにこだわる者は、戦場で会うことになるだろう。」そしてバシール大統領は、ドーハ和平合意の達成を祝した北ダルフール州の州都ファーシルでの式典に参加した。この式典には、カタールのシャイフ・タミーム・ビン・ハムドゥ王子や、チャドのイドリス・デビ大統領、中央アフリカのフォースタン・シャンジュ大統領が出席した。

バシール氏は、紛争地域での戦闘中に拘束された諸武装組織の捕虜の解放をこれから検討することを確証し、また、すべての未成年の捕虜の武器をすみやかに取り上げ、捕虜を関係者に引渡す指示を下した。また同大統領は、ダルフール地域では戦争が完全に停止した後、治安が大きく安定していることを強調した。

バシール・スーダン大統領は、カタールが約30ヶ月続いたドーハ交渉を見守り、和平合意の調印へと導いたことを称賛した。この合意は、バシール氏が見るところ、「同地域に安定をもたらし、和平の実現に成功したものであり、加えて、ダルフールの開発プロセスにおける無制限の援助を行った」ものである。

(後略)

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( 翻訳者:新宅涼 )
( 記事ID:41184 )