アフガニスタン:タリバン撃退のため軍が南部の町を攻撃
2016年09月12日付 al-Hayat 紙


■アフガニスタン軍はタリバンによる包囲解除のために同国南部の町を攻撃

【アフガニスタン:AFP】

関係者が昨日発表したところによると、タリバンが南部ウルズガーン州の州都タリンコートで数か月前から敷いている包囲を解除するために、航空支援を受けたアフガニスタン軍が攻撃を開始したという。

反政府運動の戦闘員たちは木曜日の時点で、タリンコートへの突破を試みる大規模な攻撃を仕掛けていた。そこでは、多数の政府関係の建物を中心に激しい戦闘が展開され、急いで逃げた住民がパニックに陥る事態となった。一方で、政府軍は増援到着後、攻撃者の撃退に成功した。

ウルズガーン州知事報道官のムハンマド・ニヤーブ氏が発表したところによると、政府軍は土曜日の夕方に、タリンコート周辺からタリバン構成員を追放するために、新たな攻撃を開始したという。

またニヤーブ氏は、軍の師団が警察と特殊部隊の支援と航空支援を受けて攻撃を開始して以来、数十人ものタリバン構成員が死亡したと述べた。さらに、ここ数日の戦闘で警察官13名が死亡し、他20名が負傷したと述べた。

タリバン構成員は、タリンコート以外にも、ヘルマンド州都のラシュカルガー、クンドゥズ州都のクンドゥズを掌握すると脅している。

(後略)

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( 翻訳者:森本瑠 )
( 記事ID:41217 )