シリア:米国が「テロ組織」と「穏健な反体制派」の峻別を猶予するなか、各地で徐々に戦闘が再燃
2016年09月16日付 その他 紙

■米主導の有志連合は14日にダイル・ザウル県を中心に10回の空爆を実施(2016年9月15日) #シリア 有志連合の合同司令部は、9月14日のシリア、イラク両国における有志連合の空爆の戦果をHPで発表した。 それによると、有志連合は両国領内のダーイシュ(イスラーム国)拠点などに対して20回の空爆を実施、このうちシリア領内での ... http://syriaarabspring.info/?p=31177

■シリア軍消息筋は反体制派の停戦違反が15日だけで55件に達したと述べる一方、シリア人権ネットワークはシリア軍側が過去48時間で28件の停戦違反を犯したと発表(2016年9月15日) #シリア SANA(9月15日付)は、シリア軍消息筋の話として、米国・ロシアの新停戦合意が発効(12日)から3日目にあたる15日、各地での反体制武装集団による停戦違反件数が55件にのぼったと伝えた。 停戦違反が確認されたのは、ダマ ... http://syriaarabspring.info/?p=31179

■ロシア軍参謀本部のボズニヒル少将は、米国側がいまだ新停戦合意に従って「テロ組織」と「(穏健な)反体制派」を峻別していないと批判(2016年9月15日) #シリア ロシア軍参謀本部のヴィクトル・ポズニヒル少将は記者会見で、過去24時間に反体制武装集団の停戦違反が45件にのぼったと指摘する一方、米国・ロシアによる新停戦合意が定める「テロ組織」と「(穏健な)反体制派」を峻別したリストを ... http://syriaarabspring.info/?p=31181

■フランスのエロー外相は米国・ロシアの新停戦合意の文言の開示を求める(2016年9月15日) #シリア フランスのジャン=マルク・エロー外務大臣は、12日に発効した米国・ロシアの新停戦合意に関して、その文言を開示し、現地で誰が標的となるかについて曖昧な点をなくすべきだと述べた。 エロー外務大臣は訪問先のウクライナで「ロシア ... http://syriaarabspring.info/?p=31183

■米国が「テロ組織」と「穏健な反体制派」の峻別を猶予するなか、各地で徐々に戦闘が再燃(2016年9月15日) #シリア アレッポ県では、シリア人権監視団によると、反体制武装集団が撃った迫撃砲弾が、シリア政府支配下のアレッポ市ハラブ・ジャディーダ地区に近い科学技術センター、ジャムイーヤト・ザフラー地区に着弾した。 これに対して、戦闘機(所属 ... http://syriaarabspring.info/?p=31185

■ロシア軍、シリア軍がダイル・ザウル県、アレッポ県などで停戦適用外のダーイシュに対して攻撃を激化(2016年9月15日) #シリア ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍と思われる戦闘機がダーイシュ(イスラーム国)の支配下にあるマヤーディーン市各所を空爆し、女性1人、女児1人を含む11人が死亡した。 空爆は市内の殉教者アブドゥルジャ ... http://syriaarabspring.info/?p=31187

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( 翻訳者:シリア・アラブの春顛末期 )
( 記事ID:41246 )