イラク:解放された地域に多数の避難民が帰還する
2016年10月06日付 al-Hayat 紙

【バグダード:本紙】

イラク国防省は、数千人の避難民がアンバール県とサラーフッディーン県の解放地域に帰還すると発表した。また移民省は、キルクーク南西部から逃れてきた数百世帯をクルディスタン地域のキャンプへと避難させた。
共同作戦司令部の声明では、サラーフッディーン県の自分達の地域に戻った家族の数は、ティクリートに帰還した36276世帯に達し、そのうちの5666世帯は同市の中心へ、4346世帯はブー・アジール地域へ、4948世帯はブー・トゥウマへ、また43584世帯はバイジー市北部へ帰還したと述べられた。
これに加えて、同声明では以下のように言われた。「アンバール県の作戦司令区に戻った家族は、ハスィー地域では1628世帯に達し、ナサーフには1788世帯、カルマには2032世帯、サクラーウィーヤ地域には407世帯、ファッルージャには3160世帯が帰還した」。
また同省は「ダーイシュの支配から解放したのち、65000世帯がアンバール県の解放地域に戻った」と発表した。
声明では、同県のムハンマド・ラシード市議長の言として「これらの家族は、ラマーディー、カルマ、ハーリディーヤ、更にはルトゥバ、ファッルージャ、ナサーフ、ハスィー、サクラーウィーヤ地域といった地元に帰還し、自宅に戻った」と述べられている。
(後略)

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( 翻訳者:遠藤沙穂 )
( 記事ID:41388 )