ベイルート:アウン大統領とファイサル知事の会合
2016年11月23日付 al-Hayat 紙

■カタール外務相はベイルート今日入り、ファイサル知事はアウン大統領の言葉に大変安堵
【ベイルート:本紙】
サルマーン・ビン・アブドゥルアズィーズ国王の特別顧問兼マッカ州知事のハーリドゥ・ファイサル氏がベイルートを訪問してから48時間たたないうちに、今日、カタール外務大臣ムハンマド・ビン・アブドゥッラフマン・アール・サーニー氏がレバノン高官らとの会合を実施するために、レバノンに到着する。今回、カタール外務大臣はミシェル・アウン大統領、ナビーフ・ビッリー下院議長、タンマーム・サラーム暫定政府首相、ジュブラン・バシル暫定政府外務大臣と会談し、最後に政府組閣を委任されているサアド・ハリーリー首相と会談し、訪問を終える予定だ。
ファイサル知事がアウン大統領と行った会談においてファイサル知事が示した印象は、その後に行われた諸会合にも肯定的な影響を与えた。
この印象を察知した情報筋は「アウン大統領が口頭で自身の立場について安堵するようファイサル知事に促す発言をしたこと、および、その発言はレバノンとサウジアラビアとの関係、レバノン情勢への対処にかかるアウン大統領のイメージの面から非常に肯定的であった。なお、これらのことは、アウン大統領のサウジアラビアに対する態度や一般的な情勢認識について言われていることとは異なる」と伝えた。またこの情報筋は、「アウン大統領のファイサル知事に対する発言の一例として、アウン大統領はレバノン政府樹立後に高級閣僚の代表団とともにサウジアラビアへの訪問を望んでいる」と述べた。

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( 翻訳者:若松南菜子 )
( 記事ID:41649 )