イラク:大勢の避難民はアンバールに戻っている
2016年11月25日付 al-Hayat 紙

■イラク:大勢の避難民はアンバールに帰還
【バグダード:ジャウダト・カーディム】

イラク政府はモスルからの避難民の数が今後倍増すると予想した。イラクにいる国際移住機関調査団長のワイス・トーマス氏はアンバール県が解放された県の中で最も帰還の動きが活発あるとの旨を発表した。またイラクのマフディー・イラーキ首相は、国際赤十字委員会のプロジェクトリーダーのドミニク・シュティルハルト氏と使節団を歓迎した後、声明の中で「イラク政府は状況を把握しており、多くの難民による戦場から旧市街までの移動に対処できる」と述べたほか、国連と用意したシナリオがあると指摘した。

またアラーキ首相は声明の言として「イラクの財政危機に対する作業プロセスの行き詰まりは明白であるが、解放された地域の住人と避難民への人道支援を担う政府の組閣案の策定は調和的に行われている」と述べた。

シュティルハルト氏は会合を通じて以下のように指摘した。「赤十字による紛争地域、特にモスルの恒常的な観測は、その痛ましい様子にも拘わらず政府の遂行能力について積極的に印象を与えてくれる」。さらに解放された地区は少なくないと付言した。

(後略)

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( 翻訳者:兵頭輝夏 )
( 記事ID:41654 )