エジプト:ラファフ検問所の運営継続における新計画の研究とガザ地区へ初めての新車の搬入を許可
2016年12月19日付 al-Quds al-Arabi 紙

■ エジプト:ラファ検問所の運営継続に関する新計画の検討とガザ地区へ初めての新車の搬入を許可

【ガザ;本紙】

エジプトは例外的に土曜日から月曜日にかけての3日間、ラファ検問所を開放した。そこではガザ地区の企業が所有する民用車両数十台が搬入された。これは初めてのケースとなる。一方、ラファ検問所の恒久的な解放やガザ地区との自由貿易地域の設置を含むエジプト当局の新計画が明らかとなった。今回の計画はアイン・スクナ市において開催された会議で行われたイスラエルの厳しい封鎖網の緩和に関する協議を受けたものだ。

パレスチナ情報筋は、エジプト当局が一昨日の土曜日の夜から、主に人の移動で使われているラファ検問所で多数の新車の搬入を許可したと言及した。また同情報筋によると、エジプト当局はガザ地区にある車の販売会社が所有する新車40台の搬入に同意したという。

今回の措置は車という物品の通行を許可したという点で、ラファ検問所が開通して以来、初めての例である。通常、例外的措置としてガザ地区の建設プロジェクトのなかでエジプト当局が一定量の建築資材の搬入を許可していた。これはムルスィー大統領の退陣前の時期のことであり、当時はカタールがガザ地区で実施していた建設プロジェクトにかかる建設資材の搬入が許可されていた。

パレスチナ情報筋によれば、ラファ検問所では特別な事情を持つ個人が検問所を通行したほか、車両の搬入、一定量のセメント、木材、ペンキが搬入されたという。

イスラエル政府は封鎖政策の一環として、建築資材や木材の搬入量を非常に限定しているが、車両はガザへの持ち込み禁止リストに載っていない
(後略)

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( 翻訳者:石井泉 )
( 記事ID:41793 )