チュニジア:イギリスに謝罪を要求する署名運動を組織
2017年01月02日付 al-Quds al-Arabi 紙

■チュニジアの団体は「バルフォア宣言」についてパレスチナ人への謝罪をイギリスに要求

【チュニス:アナトリア通信】

チュニジアのシオニズム抵抗連合は火曜日に、パレスチナの地にユダヤ人の祖国を樹立することを支持した「バルフォア宣言」についてイギリスが謝罪するよう国際的な圧力をかけるため、世界的な署名運動を組織することを決定したと述べた。

「バルフォア宣言」とは、1917年11月2日にイギリスの外務大臣アーサー・ジェームズ・バルフォアがライオネル・ド・ロスチャイルド男爵に送った手紙を指す広く知られた言葉で、その中でイギリス政府はパレスチナにユダヤ人の民族国家を設立することを支持した。

同連合(その中にはパレスチナ問題を支援する諸団体が含まれる)が組織した記者会見の際にアナトリア通信が行ったインタビューの中で、北アフリカ戦略研究ネットワーク(独立団体、同連合メンバー)のコーディネーターであるサラーフ・ダーウディー氏は、バルフォア宣言についてパレスチナ人に謝罪することをイギリスに強制するために同連合が世界的な署名運動を組織することを決定したと述べた。ただし、その方法や実施時期については詳細を明らかにしていない。

ダーウディー氏は加えて、「連合はチュニジアの全県において、パレスチナ問題を周知させるため若者や子ども向けのキャンペーン隊を組織する」と述べた。

同連合はまた――ダーウディー氏によれば――、「あらゆる形でシオニズムの存在に抵抗し、これを告発するため」、パレスチナ人やアラブ人の活動家を招いた講演会を組織することを計画している。

(後略)

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( 翻訳者:兵頭輝夏 )
( 記事ID:41876 )