サウジアラビア:サルマーン国王とトランプ米大統領が電話会談
2017年01月30日付 al-Hayat 紙


■サルマーン国王とトランプ大統領が域内の「安定を揺るがす」企てに立ち向かうことに合意

【リヤド:本紙】

二聖モスクの守護者サルマーン・ビン・アブドゥルアズィーズ国王は昨日(日曜日)、アメリカのドナルド・トランプ大統領から電話を受け、その中で両友好国の歴史的関係と、地域や世界の状況の進展について検討しあった。

また両首脳は、二国間の21世紀戦略的パートナーシップ、そして経済や安全保障、軍事における二国間協力を発展させることの重要性を協議し、また戦略的関係が深く堅固であると強調した。「国営サウジ通信」(SPA)が伝えた。

また、テロや過激派、彼らへの資金流入との戦い、そのための適切な体制の設置、域内の安全や安定を揺るがし、他国の内政に干渉しようとする者への対応などの問題において、両者は見解を一致させた。

二聖モスクの守護者サルマーン国王は、シリアにおける安全地帯建設に対し支持と援助を表明し、サルマーン国王とトランプ大統領は、両国の協力を強化するために協議を続けることで合意した。一方トランプ大統領は、電話会談の中でサウジアラビアのビジョン2030を賞賛し、それに対し支援を表明した。

また「国営サウジ通信」が明らかにしたところ、サルマーン国王はトランプ大統領にサウジへの訪問を呼びかけ、トランプ大統領も同様の呼びかけを行った。両者は今後の訪問スケジュールにつき合意したが、これは協力と共同作業を強化し、両国の歴史的関係の深さに匹敵するくらい大きな形で、二国間の戦略的パートナーシップを実現させるためである。

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( 翻訳者:本田美紅 )
( 記事ID:42079 )