パレスチナ:アッバース大統領がトランプ大統領と電話会談
2017年03月11日付 al-Quds al-Arabi紙


■アブー・ラディーナ氏:トランプ大統領はアッバース大統領に70年続いた苦難が終わるときが来たと伝えた

クドゥス紙にトランプ大統領がパレスチナ大統領を「ホワイトハウスの客人」として招いたことを明かした

【ロンドン:本紙、アリー・サーリフ】

パレスチナ大統領マフムード・アッバース氏は昨夜〔10日〕、49日前に就任したアメリカ大統領ドナルド・トランプ氏から電話を受けた。パレスチナ自治政府の公式大統領府報道官のナビル・アブー・ラディーナによると、その会談は「素晴らしく、穏やかで、かつ真摯なもの」であった。

ラディーナ氏は本紙に対して「トランプ大統領は政治的プロセスの再開の道につき協議すべく、アッバース大統領に対して、近いうちにホワイトハウスに訪問する旨の公式招待を送った。またトランプ大統領は、パレスチナ人とイスラエル人の間の真の平和へと導く交渉につき、自身に責任があることを強調した」と述べた。アブー・ラディーナ報道官によると、トランプ大統領はアッバース大統領に「70年続いた苦難が終わるときが来た」と告げた。また通話の最後にトランプ大統領は「あなたは私のゲストになるでしょう」と付け加えた。

これに対しアッバース大統領は「私はあなたと共に働くことを楽しみにしている」と返答した上で「パレスチナ人はイスラエル国家の隣にパレスチナ国家を樹立するために、戦略的選択としての平和に強くこだわっている」と強調した。

アッバース大統領は現地時間の昨夜〔10日〕7時に終わったトランプ大統領との会談に先立ち、ヨルダン国王アブドゥッラー2世と、最新のパレスチナ問題や地域的問題について協議した。また、3月末にヨルダンの首都アンマンで開催予定のアラブ連盟サミットを成功させる方法についても議論した。アブドゥッラー2世はトランプ大統領と最初に会談したアラブの指導者である。両者の会談はトランプの大統領就任から2週間後、2月2日に行われた。

一方ヘブライ語サイト「WALLA」は一昨夜〔9日〕、アメリカのドナルド・トランプ大統領の国際交渉特別代表ジェイソン・グリーンブラットが10日から11日にかけて、中東地域を訪問し、パレスチナとイスラエルの高官らと会談するだろうと報じた。同サイトはアメリカ高官の言として、「グリーンブラット特別代表は、イスラエルとヨルダン川西岸を訪問し、イスラエルのベンジャミン・ネタニヤフ首相とパレスチナのマフムード・アッバース大統領とそれぞれ個別に面会するだろう」と伝えた。

(後略)

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(翻訳者:朝武絢奈)
(記事ID:42282)