エジプト:スィースィー大統領の米訪問により二国間関係は新たな局面を迎える
2017年04月08日付 al-Hayat紙

■スィースィーの米訪問は二国間関係における「新たな局面」の幕開け

【カイロ:アフマド・ラヒーム】

観測筋は、エジプトのアブドゥルファッターフ・スィースィー大統領の1週間にわたる米首都訪問を、二国間関係における「新たな局面の始まり」と捉えた。訪問中、スィースィー大統領は、ホワイトハウスで初めてドナルド・トランプ大統領と会談。加えて、新政権下の民軍の中心人物や議会指導部、資本家、ビジネスマンらと面会した。エジプトとアメリカの関係は、ムハンマド・ムルスィー元大統領の解任に対する対抗措置として、2013年10月に米政府がエジプト政府への13億ドルと見積もられる軍事支援を部分的に一時停止した後に、明らかに緊張関係に陥った。支援の一時停止は、バラク・オバマ元米大統領の任期中に段階的に終わりへ向かったが、オバマ大統領はエジプトへの明確な支援を明らかにすることはなかった。

二国間関係の緊張の始まりは、ムルスィー解任の時でも、2011年1月のタフリール広場におけるデモに際し、オバマがムバーラクに「即時退陣」を要求した時でもない。この緊張関係は、ジョージ・W・ブッシュ元大統領の時に、二国間関係において「人権」問題が中心となったことに端を発する。この問題は、15年間にわたり、駆け引きの材料であったが、スィースィーがワシントンで行った最近の会談では、ほとんど姿を消してしまった。エジプト大統領府の声明によれば、テロとの戦いや地域における問題、国際問題が中心となった。

(後略)

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(翻訳者:友添日向子)
(記事ID:42443)