パレスチナ:ガザ地区で公務員給与の減額に抗議するデモ
2017年04月08日付 al-Hayat紙

■ガザ地区で「給料の虐殺」に抗議

【ガザ:ファトヒー・サッバーフ】

ガザ中心部に集った数万人ものパレスチナ人が、減給に抗議してシュプレヒコールを上げた。国連ではこれに呼応してニコライ・ムラデノフ中東和平プロセス特別調整官が、財政改革の負担をヨルダン川西岸とガザ地区で公平に分配し、さらなる負担増加を回避するよう呼びかけた。一方、自治政府当局は沈黙を続けた。

スラヤ広場で行われた大規模なデモは、公務員労働組合とガザ地区の「ファタハ」の指導部によって組織された。デモ参加者らはラーミー・ハムダッラー内閣とマフムード・アッバース大統領の辞職を要求。一方で、大統領に対し介入を懇願するプラカードも掲げられていた。故ヤーセル・アラファート大統領を回顧し彼の名前を叫ぶ参加者らもいた。

デモ参加者らはガザ地区の公務員給与を30%から70%と大幅に引き下げるパレスチナ自治政府の決定に抗議。この決定は「給料の虐殺」という名でも知られるようになり、自治政府が抱える16万2千人の職員のうちガザ地区で働く5万4千人に影響を与えた。パレスチナの政治諸勢力は、一つの祖国をともにする市民を分離する政策を警戒、今回の決定がパレスチナからガザ地区を分断することになると危険視した。一方、パレスチナの公共メディアは、ガザ地区で発生しているこの出来事について触れることはなかった。

(後略)

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(翻訳者:下條実紘)
(記事ID:42453)