シリア:米国はロシア・トルコ・イランによる「安全地帯」設置に「懸念」を表明する一方、ロシアは「安全地帯」での有志連合の飛行を禁止
2017年05月06日付 その他 紙


■ヨルダン北部のラクバーン地区のシリア人難民キャンプで「新シリア軍」を狙った爆弾テロ発生(2017年5月4日)
クッルナー・シュラカー(5月5日付)が伝えたところによると、ヨルダン北部のシリア国境地帯に位置するラクバーン地区のシリア人難民キャンプ北部のガナム(羊)市場で、「新シリア軍」の軍用車輌が爆弾の爆発に巻き込まれ、戦闘員2人 ...
http://syriaarabspring.info/?p=37393

■米主導の有志連合は5月4日、ダイル・ザウル県、ラッカ県などで10回の空爆を実施(2017年5月5日)
米中央軍(CENTCOM)は、5月3日のシリア、イラク両国における有志連合の空爆の戦果をHPで発表した。 それによると、有志連合は両国領内のダーイシュ(イスラーム国)拠点などに対して20回の空爆を実施、このうちシリア領内 ...
http://syriaarabspring.info/?p=37395

■ヒムス市ワアル地区から8度目となる反体制武装集団の退去が行われ、戦闘員172人と家族1,012人がイドリブ県方面へ(2017年5月5日)
ヒムス県では、SANA(5月5日付)によると、ロシアの仲介によるシリア政府と反体制武装集団の停戦合意に従い、ヒムス市ワアル地区で籠城を続けてきた反体制武装集団戦闘員の退去が行われた。 シリア政府当局への投降を拒否する戦闘 ...
http://syriaarabspring.info/?p=37397

■「安全地帯」(緊張緩和地帯)設置を骨子とする新停戦合意を拒否したイスラーム軍は、停戦を拒否するシャーム解放委員会、ラフマーン軍団との東グータ地方での戦闘の停止を発表(2017年5月5日)
ダマスカス郊外県では、イスラーム軍が声明を出し、東グータ地方でのシャーム解放委員会、ラフマーン軍団に対する軍事作戦を停止すると発表した。 声明では、「過激と侵略の組織であるヌスラ戦線(シャーム解放委員会)を殲滅、その攻勢 ...
http://syriaarabspring.info/?p=37404

■シリア軍はダイル・ザウル市南部の発電所をダーイシュから奪取(2017年5月5日)
ダイル・ザウル県では、クッルナー・シュラカー(5月5日付)によると、シリア軍がダイル・ザウル市南部郊外でダーイシュ(イスラーム国)との戦闘の末、発電所を制圧した。 ...
http://syriaarabspring.info/?p=37406

■ダマスカス県カーブーン区でシリア軍とシャーム解放委員会などからなる反体制武装集団の戦闘続く(2017年5月5日)
ダマスカス県では、クッルナー・シュラカー(5月5日付)によると、カーブーン区でシリア軍がシャーム解放委員会などからなる反体制武装集団と交戦を続けた。
http://syriaarabspring.info/?p=37408

■YPG主導のシリア民主軍はタブカ市一帯でダーイシュとの戦闘を続ける(2017年5月5日)
ラッカ県では、ARA News(5月5日付)によると、西クルディスタン移行期民政局人民防衛部隊主導のシリア民主軍がタブカ・ダム(ユーフラテス・ダム)に面するサウラ市の第1地区、第2地区、第3地区、サフル・ハッシャーブ村、 ...
http://syriaarabspring.info/?p=37410

■ロジャヴァを主導するPYD報道官は「安全地帯」(緊張緩和地帯)設置を骨子とする新停戦合意を「宗派に基づくシリア分割」「犯罪」と批判し拒否(2017年5月5日)
西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)を主導するクルド民族主義政党の民主統一党(PYD)のイブラーヒーム・イブラーヒーム報道官は、アスタナ4会議でロシア、トルコ、イランが合意した「安全地帯」設置を骨子とする新停戦合意 ...
http://syriaarabspring.info/?p=37412

■ロシアのシリア問題担当大統領特使:「安全地帯」(緊張緩和地帯)では米主導の有志連合の飛行が禁止される(2017年5月5日)
アスタナ4会議に参加していたロシアの代表団を率いるアレクサンデル・ラヴレンティフ・シリア問題担当大統領特使は、4日にトルコ、イランの代表団とともに署名した「安全地帯」設置を骨子とする新停戦合意(「緊張緩和地帯設置にかかる ...
http://syriaarabspring.info/?p=37414

■米国防省は「安全地帯」(緊張緩和地帯)設置を骨子とする新停戦合意に関して「イランが保障国として参加していること」に懸念を表明し、合意を拒否した反体制武装集団に同調(2017年5月5日)
米国務省は、3~4日に開催されたアスタナ4会議でロシア、トルコ、イランが署名した「安全地帯」設置を骨子とする新停戦合意(「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」)に関して声明を出し、「アスタナでの合意に関して、イランが保障国とし ...
http://syriaarabspring.info/?p=37416

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( 翻訳者:シリア・アラブの春顛末期 )
( 記事ID:42622 )