イスラエル:アメリカから7500万ドルの追加支援
2017年05月25日付 al-Quds al-Arabi 紙

■トランプ訪問後、イスラエルがアメリカから7500万ドルの追加支援を受けることを表明

【エルサレム:AFP】

5月24日、イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相は、アメリカから7500万ドルの追加支援を受けることを表明した。これは、アメリカのドナルド・トランプ大統領が中東を訪問し、イスラエルの不安を煽るサウジアラビアとの大規模なアメリカ製武器の取引を発表した後であった。

イスラエル政府の発表によると、ネタニヤフ首相は、「アメリカは、中東でのイスラエルの軍事的優位の維持を約束した」と公表した。

また、ネタニヤフ氏は、「3日前、アメリカ側はミサイル防衛計画支援に対し、タイムテーブルを定めるtことなく7500万米ドルを追加投入した」と付言した。

2016年9月、トランプ大統領の前任者であるバラク・オバマ大統領とネタニヤフ首相は緊張関係であったにもかかわらず、同盟関係にある両国は、アメリカの対イスラエル軍事支援増加に合意した。支援額は、2009年から2018年までの300億ドルに代わり、2019年から2028年までは380億ドルとなる。

この金額は、歴史上、アメリカが提供する二国間軍事援助としては最大規模となった。

ホワイトハウスによると、330億ドルは防衛設備購入費に当てられ、50億ドルは中長距離ミサイルに対抗する「アイアンドーム」ミサイル防衛システムのための融資に当てられる。

(後略)

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( 翻訳者:小島千尋 )
( 記事ID:42715 )