パレスチナ:トランプ大統領は和平合意到達を楽観視3
2017年05月23日付 al-Hayat 紙

■トランプ大統領は和平合意到達に対して楽観的(3)

一方ネタニヤフ首相は、イランに対するトランプ大統領の「決然かつ明らかな」立場や、それが六か国とイランの核合意に反対するイスラエルの立場と一致すること、そしてトランプ大統領がイスラエル・パレスチナ間の和解のために尽力していることに敬意を表した。トランプ大統領は、アメリカの前政権がイランに与えたのは「尋常ではない取引であり、これは正しいことではない。我々は、彼らにテロの続行を許してしまった。しかし、私を信じて欲しい。イランは、一度たりとも核兵器を所有することはない。約束する」と答えた。

トランプ大統領は、占領下エルサレムの旧市街にある聖墳墓教会を訪れ、就任中のアメリカ大統領として初めて嘆きの壁訪問も行った。そこでは、ユダヤ教の帽子を被り、壁の前で祈り、その割れ目の一つに小さな紙の切れ端を差し込んだ。この訪問は、嘆きの壁が占領地にあるということに基づき、イスラエルの公式な同行なしで行われた。エルサレムを首都とみなすイスラエルでは、これは議論を呼んだ問題である。

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( 翻訳者:本田美紅 )
( 記事ID:42726 )