シリア:シャーム解放委員会とシャーム自由人イスラーム運動は、前者による国境通行所包囲、後者へのトルコからの援軍を受け、両組織の解体と統一組織結成を条件に停戦に合意
2017年07月22日付 その他 紙


■米主導の有志連合は7月20日、ラッカ市近郊、ダイル・ザウル市近郊などで20回の空爆を実施(2017年7月21日)
米中央軍(CENTCOM)は、7月20日のシリア、イラク両国における有志連合の空爆の戦果をHPで発表した。 それによると、有志連合は両国領内のダーイシュ(イスラーム国)拠点などに対して28回の空爆を実施、このうちシリア領 ...
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■ロシア国防省:ロシア・トルコ停戦監視委員会のロシア側監督チームは5件の停戦違反を、トルコ側は4件の違反を確認(2017年7月21日)
ロシア国防省は声明を出し、過去24時間(7月20日)で、「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を5件(ダマスカス県・ダマスカス郊外県)確認したと発表した。 またトルコ側の監視チーム4件(ダマスカス県・ダマスカス郊外県) ...
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■ヒズブッラーがレバノンの対シリア国境地帯でシャーム解放委員会に対して掃討作戦を実施(2017年7月21日)
レバノンでは、『ハヤート』(7月22日付)、SANA(7月21日付)などによると、ヒズブッラーの武装勢力が、ベカーア県バアルベック郡アルサール村郊外でアル=カーイダ系組織のシャーム解放委員会に対する掃討作戦を行い、ワーデ ...
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■シャーム解放委員会などからなる反体制武装集団はハマー県のザーラ火力発電所を砲撃(2017年7月21日)
ハマー県では、SANA(7月21日付)によると、シャーム解放委員会などからなる反体制武装集団が県北部のザーラ火力発電所を砲撃し、施設が被害を受けた。 反体制武装集団はまた、県東部のサラミーヤ市を砲撃し、6人が死亡、19人 ...
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■シリア軍はヒムス県東部でダーイシュの拠点を攻撃(2017年7月21日)
ヒムス県では、SANA(7月21日付)によると、シリア軍が県東部のウンム・リーシュ村でダーイシュ(イスラーム国)の拠点を攻撃、破壊した。 これに対して、ダーイシュは県東部のサンカリー村を砲撃し、子供1人が負傷した。
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■YPG主体のシリア民主軍はラッカ市内でダーイシュとの戦闘を続ける(2017年7月21日)
ラッカ県では、ARA News(7月21日付)によると、西クルディスタン移行期民政局人民防衛部隊主体のシリア民主軍がラッカ市ラウダ地区、ヌズラト・シハーダ地区などでダーイシュ(イスラーム国)と戦闘を続けた。
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■ロシア軍がダルアー県ムーサビーン村の第110信号大隊基地に数百人の招聘を進駐させ、新たな基地を建設(2017年7月21日)
ダルアー県では、クッルナー・シュラカー(7月21日付)は、アブドゥッラー・スワイダーンを名乗るサナマイン市の活動家の話として、ムーサビーン村にある第110信号大隊基地(第9師団所属)からシリア軍部隊撤退し、これに代わって ...
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■シャーム解放委員会はバーブ・ハワー国境通行所を包囲する一方、シャーム自由人イスラーム運動への援軍として、アレッポ県北部で活動する「ユーフラテスの盾」作戦司令室所属組織がトルコ領を経由してシリア領内に進軍(2017年7月21日)
イドリブ県では、クッルナー・シュラカー(7月21日付)によると、アル=カーイダ系組織のシャーム解放委員会が、同じくアル=カーイダ系のシャーム自由人イスラーム運動などからなる反体制武装集団が掌握するトルコ国境のハーブ・ハワ ...
http://syriaarabspring.info/?p=39729

■ヌールッディーン・ザンキー運動とシャーム軍団がシャーム解放委員会とシャーム自由人イスラーム運動の戦闘停止に向け兵力引き離し部隊派遣を決定するも、意見の相違で中止(2017年7月21日)
20日にアル=カーイダ系のシャーム解放委員会を離反したヌールッディーン・ザンキー運動とシリア・ムスリム同胞団系のシャーム軍団は共同声明を出し、イドリブ県北部でのシャーム解放委員会とシャーム自由人イスラーム運動の間の戦闘を ...
http://syriaarabspring.info/?p=39731

■シャーム解放委員会とシャーム自由人イスラーム運動は両組織解体と統一組織結成を条件に停戦合意(2017年7月21日)
イドリブ県では、アル=カーイダ系組織のシャーム解放委員会が、同じくアル=カーイダ系のシャーム自由人イスラーム運動が掌握するバーブ・ハワー国境通行所を包囲したことを受け、両組織が停戦に向けた交渉を開始した。 シャーム自由人 ...
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( 翻訳者:シリア・アラブの春顛末期 )
( 記事ID:43034 )