シリア:シリア民主軍、シリア正規軍からの相次ぐ攻撃によりダーイシュが衰退
2017年07月24日付 al-Hayat紙

■シリア民主軍の支配面積が、初めてダーイシュを超える

【ロンドン:本紙】

シリア民主軍は政治と戦場での支配力を強化、ラッカでの対ダーイシュ戦線で前進を果たした。ダーイシュはシリア砂漠とラッカにて退行し、シリア正規軍やシリア民主軍との戦闘によってさらに占拠地域を失った。これらの結果として、ダーイシュのシリアでの占拠地域は減少、それに比してシリア民主軍の占拠地域が増加した。シリア民主軍はシリアにおいてシリア正規軍に次ぐ第二の重要な主体となった。

シリア人権監視団は、多数の前線で起こった戦闘の代償を払ったのは主にダーイシュであると報じた。同派はアメリカ主導の有志連合軍、ロシア戦闘機、シリア正規軍、シリア民主軍から断続的に激しい爆撃を受けているという。また同監視団は、ダーイシュはホムス県、ラッカ県、ハマー県、デリゾール県、ハサカ県、さらにシリアとレバノンの国境沿いに位置するカラムーン地方の西部ジャイルードといったその他の地域にて戦闘を展開していると指摘した。

また、シリア砂漠を襲った一連の損害を受けて、シリア人権監視団は、たった5日前までシリアで約42000㎢の土地を占拠していたダーイシュが軍事作戦、とりわけホムス県、デリゾール県、ラッカ県でのそれを前にして崩壊の一途を辿ったのは確かだとした。シリアにおいてシリア正規軍に次ぐ第二の勢力であったダーイシュだが、相次ぐ組織の衰退や支配力の後退により、現場での支配力や影響力の点において第三の勢力へと変わった。ダーイシュの占拠地域はシリアの国土の22.40%、約41500㎢となった。

(後略)

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(翻訳者:野村和)
(記事ID:43051)