パレスチナ:イスラム聖戦機構が合意なしでパレスチナ全国協議会を開くことを警告
2017年08月15日付 al-Quds al-Arabi紙

■イスラム聖戦機構が当事者間合意なしでパレスチナ民族評議会を開くことを警告

【ドイツ通信社】

パレスチナのイスラム聖戦機構は火曜日、国民合意を抜きにパレスチナ解放機構(PLO)が民族評議会を開く働きかけをしているとし、これに警鐘を鳴らした。同運動から発出された声明によれば、「国民合意から離れて民族評議会を準備することは、エジプトの後援の下でこれまでカイロで行われてきた諸々の対話を通じて我々が到達したすべての当事者間合意からの明白な逸脱であり、かつ裏切りである。」という。

上記の声明は「パレスチナ情勢を整理し、全パレスチナ人にとっての包括的な枠組みになるようにPLOを発展させていくことについて合意がされるべきである」と強調し、当事者の間で合意がされないまま民族評議会を開くことで「緊張が高まり、分裂が促進される」と述べた。

イスラム聖戦機構の声明は以下の旨を強調した。「ラマラにて占領戦争が行われている中で民族評議会を招集するあらゆる呼びかけを拒否する。こうした呼びかけは、抵抗勢力を疎外し、PLOとその機関を失敗した政治プロジェクトに従わせ続けるためのプロローグである。」

PLOの執行委員会は、土曜日夕刻のラマラでの会議の後、「可能な限り早く」民族評議会を開催するために、政治諸勢力、人民諸勢力、社会諸勢力間の協議と対話を継続する旨決定した。

PLOの複数の高官は、ハマスとイスラム聖戦機構は、PLOのメンバーではないため、民族評議会の開催に係る協議に含まれていないと発表した。

民族評議会はパレスチナ解放機構(PLO)の議会を代表している。最後に同評議会の常会が開催されたのは1996年のことであり、これはパレスチナ内部と海外に離散したパレスチナ人民の最高統治権を代表している。

(後略)

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(翻訳者:岩崎ソフィア)
(記事ID:43241)