UAE;アラブ首長国連邦はクウェートの対応を賞賛
2017年09月08日付 al-Watan 紙

■アラブ首長国連邦はクウェートによるカタール危機解決のための努力を評価:13の要求は放棄せず

【本紙:アクラム・サーミー】

アラブ首長国連邦のアンワル・ガルガーシュ外務大臣は、クウェートのシャイフ・サバーハ・アフマド・ジャービル・サバーハ首長のカタール危機への対応に謝意を表明した。同時に、中東4カ国の要求は、危機解決のための基本的な原則であることを確認した。

また、ガルガーシュ大臣はツイッターで「クウェートとその首長による、カタールと周辺の湾岸諸国間における危機対応に向けた努力に感謝する。危機の進展において、無秩序はドーハの政治・外交上の特徴となった。」と述べている。

加えて、同外務大臣は「13の要求は危機解決のための基本原理である。同要求は、カタール政府の有害な政策と信頼の欠如が積み重なった結果である。そしてクウェート首長の声明は、どう読み取るにしろ、クウェートの中心的な存在であることを裏付けている。」とツイートした。

ガルガーシュ大臣は、同盟国が危機の初日から、危機の解決は外交的なもので、同盟国の動きも国家主権の枠内であることを強調していることにも注意を向けた。また、「ドーハが恐怖と楽観的な立場は、軍事的選択の幻想の流布の裏側にある」と明らかにした。

同大臣は、以下のようにツイートを締めくくっている。「私が危惧していることは、ドーハがこの慈悲深いクウェートの努力を、意思決定があちこちで為されたり、躊躇、撤回することによって台無しにしてしまうことだ。カタールが窮地から脱するためには、賢明さが必要である。好機を逃すことは、カタールのためにならない。」

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( 翻訳者:横溝佳那子 )
( 記事ID:43384 )