パレスチナ:アズハル世界会議
2018年01月18日付 al-Watan 紙

■UNRWAはパレスチナのために国際寄付キャンベルを実施:アズハル会議にてアッバース氏、「我々はパレスチナ国家と首都東エルサレムを樹立するまで戦いを決して止めないだろう」

【RT、AFP、SANA、WAFA】

パレスチナのマフムード・アッバース大統領は、エルサレムはパレスチナ国家の永久の首都であり、パレスチナの民衆は自らの土地を解放するべく戦いを止めないと強調した。

アッバース大統領は昨日、カイロで開催中のエルサレム支援のためのアズハル世界会議にて「エルサレムはあなたたちの支援と寄付を心底必要としている」と発言、イスラエルの占領に対峙する中でパレスチナ国民の堪忍を強化するべく,さらなる支援の提供を求めた。

また同氏は、アメリカがエルサレムを占領者イスラエルの首都と承認することで、国際法に相反し、アラブやイスラーム、世界の諸人民の意思に挑むことを選択したと指摘し、アメリカ政府は、域内の和平プロセスの仲介役を担うにもはや相応しくないとした。

これに続いて、アズハルのアフマド・タイイブ総長は、広くはパレスチナ、特にエルサレム問題を改めて意識し、教育課程や様々なメディアを通じて、この問題に集中するよう呼び掛けた。

タイイブ総長は、アメリカのドナルド・トランプ大統領がエルサレムに関して下した不当な決定は、「エルサレムのアラブ性及びキリスト教とイスラーム教の聖地の神聖性を軸として展開される新しいアラブ・イスラーム思想と対峙しなければならない」と発言した。さらに、崇高なるエルサレムにとって2018年が、その存在と神聖性を知らしめ、エルサレムの人々への精神的、物質的な支援が提供される年になることを求めた。

(後略)

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( 翻訳者:中島羽衣 )
( 記事ID:44211 )