シリア:トルコ政府とシリア北部の「安全地帯」について議論
2018年01月23日付 al-Hayat 紙

◼米政府はトルコ政府とシリア北部「安全地帯」について議論

[モスクワ、ロンドン、ベイルート:本紙]

レックス・ティラーソン米国務長官は昨日、米国がトルコ政府と「現地にいるいくつかの諸勢力」と共に、「安全地帯」の設置方法につき議論している旨明らかにした。安全地帯は、トルコ政府がシリア国内に30キロメートル入れ込む形で設置する意向を表明した地域のことだ。米国メディアは、ティラーソンの言として、米国は「トルコの正当性のある治安上の懸念に応え、安定を実現することに尽力している」と報じた。

ロシア政府は、トルコ軍のシリアにおける軍事作戦に対し暗黙の支持を表明する新たな一歩を踏み出した。一方、レジェップ・タイイップ・エルドアン大統領は、「オリーブの枝」作戦はロシア側と調整した諸目的を達成する方向へと進むと強調した。エルドアン大統領が「オリーブの枝」作戦につきトルコとロシアが合意したことを公に発表したのは今回が初めてだ。この発表は、シリアの反体制派の代表団が、今月末の「ソチ」協議への出席に関してモスクワで会談する最中に行われた。

(後略)

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( 翻訳者:並河美里 )
( 記事ID:44214 )