イラク:イランがイラクのエネルギー不足の危機を悪化させる
2018年07月07日付 al-Quds al-Arabi紙

イラク:エネルギー不足

■イラク:イランがイラクのエネルギー不足の危機を悪化させる

【バグダード:アナドル通信社】

イラン電力省は6日金曜日、イラン側がイラクが負債を積み重ねていることを受けて、1000メガワットの電力の供給を止め、これによってイラクのエネルギー不足の危機が深刻化したと述べた。

また、ムスアブ・ムダッリス電力省報道官は「イランは6日、イラクへの電力供給をやめた。これにより、イラク南部のジーカール県、マイサーン県、バスラ県で停電の時間が増加している」と明らかにした。

さらに同報道官は「この供給停止はイラン産の電力輸入による負債の蓄積に起因する」と付言した。

報道官は、イラクが抱える負債額を明らかにしなかったが、その額はおよそ10億ドル程と見られている。

また同報道官は「電力省は送電の再開を目的にイラン側に働きかけている」と述べた。さらに「イラクの発電所の一日当たりの発電量はいまだ実質消費に追いついてない」と述べた。
電力省は5日の会見の時点で、イランはイラクへの電力供給を停止したと発表している。

昨年8月にイラン電力省が発表した数値によると、イラク国内では15700メガワットの電気が生産されている。しかし、住宅や公社による無停電の需要に対応するためには、イラクは一時間当たり23000メガワット以上の電力を必要としている。

夏季、50度を超える日もある中で停電が続いていることで、住民の政府への怒りは増している。

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(翻訳者:庭野悠汰)
(記事ID:45031)