モロッコ:大衆芸術の祭典開催
2018年07月11日付 al-Hayat 紙

■マラケシュで全国大衆芸術祭を開催

【マラケシュ:アリー・バッザーズ】

マラケシュで第49回全国大衆芸術祭が始まった。音楽カーニバルには世界中から市民グループが参加し、芸術的・民族的多様性を表現する各自の歌や舞踏 を披露した。砂漠、山岳、平原地帯から成る モロッコは、こうした芸術や民族の多様性に特徴づけられ、現在も土着音楽の伝統を保持している。多様性と土着性で知られる それは無形文化遺産と呼ばれるものだ。

この祭典には、30の国内グループや国際的に活動するグループが参加した。その中にはモロッコの様々なグループがある(モロッコ人参加者650人)。彼らはムハンマド五世通りを練り歩き、「バディ宮殿」に到着した。その後、同宮殿で ムハンマド・アウラジーモロッコ文化・通信大臣や文化人、芸術界の関係者の参加のもと開会式が執り行われた。

アウラジー文化通信大臣は開会の辞の中で 、「この回によって1960年に始まった祭典の継続が保証された。文化・通信省は、「 高アトラス協会」、各当局と協議した上で今回のショーの監督責任を負った 。このショーには国内外からの反響があり 、モロッコ固有 の大衆芸術を表現 しようと参加者 が多数に上ることに鑑みてのこと だ」と強調した。

(後略)

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( 翻訳者:小島千尋 )
( 記事ID:45059 )