オルハン・パムクから歴史小説:「ペストの夜」
2018年09月24日付 Milliyet 紙


オルハン・パムクは最新小説『ペストの夜』について、初めて雑誌「キタプルク(本棚)」において話をした。

パムクは「今書いた『ペストの夜』 も“東洋と西洋”の小説です。」と述べて発表をおこなったルポタージュで本を以下のように説明した。「『ペストの夜』を35年間構想していました。1900年が舞台の歴史小説です。作家は、本のテーマが「沈黙の家」の主人公ファルクが行った調べものの結果に生まれたものだという事も以下の言葉で表現した。「ファルクは『沈黙の家』でこの書く予定の小説のために調べものを実際に行っていました。もしくは『白い城』で書く予定の小説から幾つかの場面をその本に挿入しました。また小説『雪』においても似たような状況が、テーマでしたが、カルスが周囲との関係を絶たれてしまった事はペストではなく雪によって行いました。簡潔に述べますと35年間構想していた小説を執筆しているのです。」

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( 翻訳者:堀谷加佳留 )
( 記事ID:45504 )