スーダン:スーダン初の女子サッカーリーグ、開幕(5)
2019年09月29日付 al-Quds al-Arabi 紙


■スーダン初の女子サッカーリーグ、本日開始

【ナフラ・マジュズーブ:ハルツーム:本紙】

“国際審判”

国際審判のラマーズ・ウスマーン氏は女性たちが活動を行っているが、新たなルール改定ついて、特に審判のルールの面に関する十分な知識を欠いていると指摘した。さらに、ウスマーン氏は審判が試合中に下す決定を理解するために、各選手がルールを認知する重要性を指摘した。

さらに、同氏は「リーグの実施は、彼女たちが活動を行う絶好の機会であり、特に彼女たちはちょうど2015年から2016年にかけて国際審判として活動しており、アフリカトーナメントや、世界大会、ワールドカップの試合での審判に参加することを熱望している。そして、この願いをかなえるには秩序だった代表の存在が不可欠だ。また、女子サッカーリーグの開催は、審判としても大きなプラスとなる。私はこのスポーツの観客全体からの支援があることを願っている」と話した。

女子サッカーチーム「タハディー」クラブのナハー・アブドゥルマフサン氏は、女子サッカーリーグの実施に大きな喜びを表し、スーダンの名を背負った女子チームができることにどれほど勇気づけられたかを表明した

同氏は、「リーグの開始は、2001年にスーダン初の女子サッカーチームとして発足した『タハディー』の夢の一つであった。当時、サーラ・エドワード氏がキャプテンを務めていたが、同氏は南スーダンの独立後でさえ、女性たちの願いがいつか叶うことを願っていた。そして、スーダン女子代表チームの結成という彼女の悲願は達成されるだろう」と述べた。

(了)

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( 翻訳者:中鉢夏輝 )
( 記事ID:47751 )