シリア:内戦の軍事的終結は可能なのか?
2020年01月31日付 al-Quds al-Arabi紙


■シリア:内戦の軍事的終結は可能なのか?

【本紙:社説】

途切れ途切れではあるが、特に2017年以降、飢えに喘ぐ包囲下諸地域からの反体制派シリア人の移住が顕著になった。彼らはダラーヤ、グータなどのダマスカス近郊から、アレッポ内あるいはヒムス、ハマー郊外を通過し、いわゆる緊張緩和合意の影響下に置かれたイドリブ県に皆で集結した。緊張緩和合意とは、アスタナ・プロセスの一環であり、国際的に組織された手段や以前のジュネーブ会合からシリア情勢を取り出すものであった。そしてこれは、シリア政府を支持するロシア・イラン両国や反体制派を支持するトルコといったシリア問題に関する第三者国間の交渉の場となったのだ。

実際には、「緊張緩和」が曖昧で矛盾した表現であることは明白であった。ロシアとシリア政府が領空の掌握、あるいは人々の市場や病院、モスクの安全を保障しない空爆に固執するような、シリアの地で起きている戦争(の内容)を鑑みる必要があるからだ。こうした攻撃はイランの民兵の協力のもとで実施された。これら民兵はイスラエルによる攻撃を受けてダマスカス近郊を逃れ、シリア北部の奥地へと移動し、さらにはシリア-イラク国境に向かっていた。イランからイラク、シリアを経由してレバノンに至る兵站、治安、政治上の連絡網を確保することが目的であった。

(後略)

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(翻訳者:馬場響)
(記事ID:48503)