ドイツ:モスク襲撃を計画していた極右グループ所属の12名を逮捕(1)
2020年02月18日付 al-Sabah al-Jadid 紙

■モスク襲撃をしかける計画が発覚、ドイツ国内にショック

ニュージーランド・クライストチャーチでの虐殺を模倣する狙いだった

【ドイツ:本紙】

ドイツ政府は一昨日月曜日、今回発覚した、同国内の複数のモスクへの襲撃を企てる「恐ろしい」計画を非難した。計画を首謀していたのは極右グループの一つで、昨年起きたニュージーランド・クライストチャーチでの虐殺事件を模倣することが狙いだった。

ドイツ連邦内務省のビョルン・グルネフェルダー報道官はベルリンでの記者会見において「今回発覚したことは恐ろしいことである。これほど急速に過激思想へ向かうグループを目の当たりにするのは(恐ろしいことだ)」と強調した。加えて、「礼拝の場所を保護することが重要である。」と述べた。

一方アンゲラ・メルケル首相のシュテファン・サイベルト報道官は、強調しつつ以下のように述べた。「我が国の責務は、宗教を問わず、脅威や危険にさらされることのない、国内での自由な信仰の実践を保証することである」。

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( 翻訳者:下宮杏奈 )
( 記事ID:48581 )