エジプト:第42回カイロ国際映画祭へのエントリーが開始
2020年06月04日付 al-Sabah al-Jadid 紙

■大胆な決定、コロナ流行にもかかわらず勇気ある一歩

【本紙】

カイロ国際映画祭は、2020年11月19日から28日の期間で開催が予定されている第42回にエントリーする映画の登録を開始したと発表した。

ムハンマド・ハフズィー氏「私たちは公衆と参加者の安全を確保するあらゆる衛生的手段に取り組んでいる」
アフマド・シャウキー氏「フェスティバル・イベント業界は歴史的に前例のない課題に直面している」

同映画祭は、6月1日から8月31日まで、カイロ映画祭の公式ホームページhttps://www.ciff.org.eg/を通じ、世界中からの映画の応募を受け付けている。

同映画祭の責任者であるムハンマド・ハフズィー・プロデューサーは以下のように述べた。「コロナウイルスが世界の映画産業に課した困難な状況は大きな課題である。第42回の開催そのものが、文化や芸術なしの生活は存在せず、カイロ国際映画祭の運営が、可能であれば同映画祭を開催し、映画社会に貢献できるよう取り組んでいるという世界への重要なメッセージである。同時に我々は、今回の開催を成功させ安全なものにするために、状況に応じて順応する必要性がある」と述べた。

ハフズィー氏は「カイロ映画祭の運営はコロナ危機が始まってから国と世界保健機関が定めた予防措置に従って実施されており、(映画祭の開催に当たっては)全員の安全確保のため、開催期間中に危険に対するすべての措置や予防対策が取られることを条件としている。制作チームや映画業界からの参加者、一般客についても同様である」と明らかにした。

(後略)

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( 翻訳者:中村観月 )
( 記事ID:49290 )